System Of A Down / Mezmerize

2005年5月17日..

System Of A Down / Mezmerize

2005年5月17日にリリースされたアメリカのストレンジヘヴィメタルバンド、System Of A Downの4枚目のアルバム、「Mezmerize」。ヘヴィなギターリフ、マイクが壊れそうなほどの迫力でただの叫び声とも聴こえるデスボイス、破れんばかり割れんばかりに叩かれるドラム、重低音を響かせるベースなどヘヴィメタルの基本的な要素は全てそろっているのにどこか普通のヘヴィメタルには聴こえない不思議さのあるバンドで、この代表作とも言える4枚目もその不思議な魅力に溢れています。
その不思議さの源となっているのが曲の展開の奇妙さ。このアルバムの2曲目「B.Y.O.B」はイントロは普通のヘヴィメタルのような歪んだギターによる高速リフレインとなっていてその後、高速のリズム隊などが入ってきてここまでは普通のヘヴィメタルです。
しかし次の展開に映った途端に、なんということでしょう!テンポがガラッと変わるのです。
このビフォア、アフターにはじめてこの曲を聴く人は驚きを隠せないでしょう。
テンポチェンジによくあるのが、ちょうど半分のテンポに切り替わるというのがあって、これはほぼ同じテンポといっても良いのでスムーズに切り替わるのですが、この曲はちょうど絶妙にスムーズじゃないテンポに切り替わります。
それが妙なグルーヴを生んでこの曲を唯一無二のものにしているのです。
この曲だけでも他に特筆すべき突飛な曲展開があるのですが、それがアルバム全域に渡ってなされている、さらに他のアルバムも同様という恐ろしく不思議で魅力的なバンド、「System Of A Down」。気になった方はぜひ。