「Bounce」Bon Jovi

モンスターバンド、ボ..

「Bounce」Bon Jovi

モンスターバンド、ボン・ジョヴィのアルバムで、全体的にヘヴィな仕上がりになっています。

ヘヴィな仕上がりになっている原因は、当時流行っていたリンキンパークなど、ニューメタルやヘヴィ・ロックの台頭です。

しかしながら、流石はボンジョビといった感じで、ただ重たくなるだけではなく、極上のメロディーもふんだんに盛り込まれていて、違和感は少ないと思います。

まず、一曲目の「Undivided」が最高の出来栄えだと思います。

ギターの6弦を一音下げたドロップDチューニングで奏でられる攻撃的なリフが印象的で、ジョンのストーリーテラーのようなヴォーカルもあり、重たく始まり、コーラスも力強いです。

アメリカの911テロに対し、屈しないという決意声明のような曲に仕上がっています。

その後の「Everyday」も路線は同じような感じで、タイトル曲の「Bounce」など、以降もヘヴィなリフを多用した曲が目立ちます。

そんな中、がらっと雰囲気が変わるのはバラードの「Right Side Of Wrong」です。

この曲が、本当に素晴らしい仕上がりになっています。

イーグルス的なリラックスしたような雰囲気もある、スケールの大きな曲調で、ジョンの力強く、伸びやかな歌声が堪能できます。

ギタリストのリッチーも、ギターソロを伸び伸びと弾いているような感じがあります。

この作品はリフは目立ちますが、ギターソロは抑えられているので貴重です。

前作「CRUSH」の雰囲気もあり、重さという新たな一面も発見できます。