6月
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チョ・ソンジンのショパンピアノ協奏曲第一番
ネットの動画サイトを使うと、いろいろ便利なことがあります。
とりわけ、クラシック音楽が好きな人、私もその一人ですが、動画サイトがなかったころに比べると、格段に恩恵を受けていると言えます。
具体的に言うと、好きな作曲家の作品をたくさん聞き比べることができるということです。
例えば、クラシック音楽と言えば、ベートーヴェンの運命とか第九を連想される方が多いと思います。
動画サイトでベートーヴェン 運命と検索ワードで入力してみると、いろいろな交響楽団の指揮者による演奏が楽しめることに、気が付かれるでしょう。
聞き比べを無料でできることは、ありえなかったことです。
ステレオやCDプレーヤーが普及していなかった時代、クラシック音楽を楽しむためには、高いチケット代を払って、コンサート会場にいかなければいけませんでした。
レコードやCDを購入するにしても、結構負担がかかりました。
それらが大幅に軽減されたのですから、驚きです。
さて、クラシック音楽ファンなら、5年に一度開催されるショパン国際ピアノコンクールのことはよく知っていると思います。
最近では2015年に開催され、その模様が動画サイトで生上映されました。
私もかたずをのんでみていました。
チョ・ソンジンという韓国のピアニストが頂点に立ちました。
まだ、その時21歳でした。
強い衝撃を受けました。
その後リリースされた、彼のショパンピアノ協奏曲第一番のCDを即購入したのです。
彼が奏でる透明感のある、まるでクリスタルガラスのような繊細なピアノの音を聞いたことがなかったからです。
CDがすり減ってしまうのではないかと思うほど繰り返して聞いて楽しんでいます。
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